このブログを立ち上げて直ぐの頃
大切な猫ちゃんの為にを投稿しました。
アビシニアンのメルロちゃんが百合の花の蕾を、おもちゃ代わりに
じゃれていて、少しかじった為に、急性腎不全に陥り、命を落とすと言う
実話です。
I love abyssinianというブログのアビシニアンのブリーダーさんが
投稿された文でした。
(alivilaさんのこのブログの前後にも、猫ちゃんの有害植物などが
詳細に書かれています。
参考にしてください)
この「大切な猫チャンの為に」を偶然読んだ、ohirunekoさんからコメントを
頂きました。
内容については、moreの所に載せさせていただきます。
私の拙いブログに眼を通し、耳を傾けてくださったのです。
そして、小さな命が救われたとしたら、こんなに有り難いことはありません。
感謝の気持ちでいっぱいです。
百合が有害植物であることをご存知の方もいらっしゃると思いますが
今一度、猫ちゃんにとって、有害な植物や食べ物について皆さんに再確認
して頂きたいと思いました。
ミルクのかあさんも此処に、「食べさせてはいけない物」をあげておられます。
命に係わるもの以外、そんなに
神経質になる必要は無いと思いますが
頭の片隅に入れて置いて下されば、、と思うのです。
鰹や煮干を毎日あげていて、結石になったという例はあるのですが(特に雄猫)
私は、食欲の無い時や、お利口ちゃんの時、たまァにですがあげています。
だって、大好物なんですから。。。
煮干は、頭や内臓や骨などを取り除いて、湯がいて(出汁をとった後など)
あげれば大丈夫だと聞きました。
これを、再度UPしたのは、折角我が家に来てくれた家族(猫や犬)と
健康で長く一緒に居れたらとても幸せだと思ったからです。。
ohirunekoさんから、メールを頂いています。
その時の状況など、詳しく書いてくださっています。
以下、全文コピーしています。
*** ***
我が家の猫が2カ月半の頃に起きた事故です。
とある金曜日の夜、猫ブログをいろいろ見ていたところ、
彩りさんのブログに辿り着きました。
6月2日の日記にあった
alivilaさんのブログ“I love abyssynian”へのリンクが気になったので、
読んでみたところ、百合の毒に関する記事でした。
家にはちょうどいただきものの百合があり、気にはなりましたが、
上ったことのないテーブルの上にあり、
明日には片付けよう、とそのままにして眠ってしまいました。
翌朝、同居人から、猫が百合を食べたことを知らされました。
程なくして、玄関から吐く音が。
吐瀉物には百合の葉とLANケーブルが混じっていました。
I love abyssynianさんの記事を読んだものの、この時点ではまだ楽観的でした。
吐いたのはLANケーブルのせいかも?とも考えていました。
念のため病院へ電話をしたところ、
「確かに百合には毒性があるので、子猫ちゃんですし、念のため診ましょう」というお返事でした。
百合の毒は腎不全を引き起こします。
そのため、病院では血液検査をし、BUIとCreの数値を調べます。
この日の検査結果は全くの正常値でした。
ところが休み明けから食欲が落ちて、水ばかり飲むようになってきました。
火曜日の朝にトイレの掃除をしたところ、
一晩の間に5回もおしっこをしていたことが判明。
多飲多尿&食欲低下は腎不全の徴候なので、再び病院へ行き、検査を受けたところ、
前述の数値が末期的とも言えるほど悪く、即入院&24時間点滴となりました。
結局4泊5日の入院の後、数値が正常範囲に戻り、急性の腎不全と診断され、
退院することができました。
お医者様の話では、百合を食べた猫を診たことがあるが、
腎不全になるほどではなかった、ということでした。
よっぽど百合がおいしかったんでしょうか…食べる量が多かったようです。
今でも水を飲む量には冷や冷やさせられていますが、
食欲はありすぎるほどなので、去勢手術のときまで検査はしないつもりです。
百合は毒である、ということを知らなかったら、
重篤な状態になるまで病院へ連れて行くことはなかったと思います。
ブログやネットの広がりというのは、素晴らしい力だと思いました。
最後に…
特に腎不全は猫、特に老猫にとって宿命的な病気なのだそうです。
一度破壊された腎臓の機能は、現在の治療ではその機能を回復させることができません。
やっかいなことに、その症状は腎臓の4分の3が破壊されるまで出てこないのです。
病院へ行くことに関しては皆様それぞれのお考えがあることと思いますが、
定期的な検査が一般的になれば良いな、と思います。
この場を提供していただいた彩りさん、ありがとうございました。